リップル決済を受け付ける


RippleのURI (*1)

概要

RippleのURIは、以下に挙げる複数の役割を果たします。
  • Rippleや他のアカウントの名前付け
  • 支払いの指定
  • 秘密の指定
  • 設定オプションを指定

この規格は、RippleのURIを記載する2つの方法を定義しています。

第1番目は、プロトコルハンドラ(「ripple:」)です。残念ながら、より広範な基準に関して定義されていないため、プロトコルハンドラには問題があります。つまり、クライアントが参照するプロトコルを理解していない場合のフォールバック(代替えシステム)を提供していないことです。集中サービスと競い合うためには、より優れた解決策が必要となります。

第2番目に、プロトコルリンク(「https://ripple.com// 」)です 。実際にやる上では、この後者をお勧めします。その理由は、より優れた下位互換性を提供し、ユーザーがWeb専用クライアントを使用することができるようになるからです。理想的には、クライアントが両方を理解し、プロトコルリンクを発行する必要があります。将来的に、RippleのURIが広く理解されれば、独占的にプロトコルハンドラを使用するよう切り替えることができるでしょう。

一般的なフォールバック・メカニズムとして、プロトコルリンクはWebサービスを指します(ripple.com// -ダブルスラッシュに注意してください)。対応クライアントが受けとったURIは、リクエストを受信し、直接そのURIを解析する必要があります。この機能を提供することができるクライアントのいくつかの例としては、ブラウザ拡張機能、 QRコード (*2)リーダーやAndroidアプリケーションがあります。
RippleのURIのシンタックス(ABNF (*3) の拡張の 一種)における)は次のとおりです。

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url = ( "https://ripple.com//" / "ripple:" ) resource [ "?" params ]
resource = *( pchar / "/" )
params = key "=" value [ "&" params ]
key = *( pchar / "/" / "?" )
value = *( pchar / "/" / "?" / "=" )
; The following rules are from RFC 3986
pchar = unreserved / pct-encoded / sub-delims / ":" / "@"
pct-encoded = "%" HEXDIG HEXDIG
unreserved = ALPHA / DIGIT / "-" / "." / "_" / "~"
sub-delims = "!" / "$" / "&" / "'" / "(" / ")" / "*" / "+" / "," / ";" / "="
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代替アドレス空間

ピリオドを含むリソースは、対応するドメインの所有者によって割り当てることができます。次に例を示します。 pay.example.comはexample.comを所有している誰でも割り当てることができるでしょう。プレフィックスが同じままであることなどに注意してください。

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URLが局所的に受信されない場合、「https://ripple.com//」がクライアントにリダイレクトされ、クライアントはカスタムリソースを理解しているかどうかによってURLを処理します。

ピリオドのないリソースは、この文書で定義されています。


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理想的には、これらのURLは、すべて受信され、クライアント側で完全に処理されることです。しかし、受信されない場合、ripple.com / /はユーザーの事情に合わせて転送したり、ユーザーにクライアントを選んでもらうようにします。
TODO :クライアントがripple.com / /に登録する方法を説明
クライアントが登録されますと、 ripple.com / /は、独自のホスト名をクライアントから提供されたリダイレクト対象に置き換えます。

たとえば、 ripple.com /clientで公式クライアントを使用しているユーザーのために、リダイレクト対象は「ripple.com/client/#」に設定され、上記の最初のURLがhttps://ripple.com/client/#/send?to=r3kmLJN5D28dHuH8vZNUZpMC43pEHpaocV&amount=300.にリダイレクトするかもしれません。

ripple.com/clientに自分自身をリンクしないでください!リファレンス・クライアントを使用していない誰もが遮断されます!また、リファレンス・クライアントが新しいURLに移動するたびに、遮断されることにもなります。

パラメータタイプ

Rippleアドレス
  • アドレスの形式は次のとおりです。 rG1QQv2nh2gr7RCZ1P8YYcBUKCCN633jCn
    • ランダムにアドレスを作ることは困難です。1 in 2^32で、正確なアルファベットに限定されなければなりません。
  • ニックネームをアドレスの代わりに指定することができます。
    • 例:アリス(alice)
    • ニックネームは、RippleやBitcoinアドレスで有効でないことがあります。
    • コロンは、ニックネームに使用することはできません。
  • アドレスは、他のアドレス空間を参照することができます。
    • スペース: foreign_address
    • 例bitcoin : 1111111111111111111114oLvT2
    • このスペースは、他の決済ネットワークとの緊密な統合を可能にします。
  • シークレットの形式は次のとおりです。ssbTMHrmEJP7QEQjWJH3a72LQipBM
また、クライアントは、ビットコイン・ネーム空間に属している独立したビットコイン・アドレスを直接読み取る必要があります。

金額
  • 金額には、Rippleアドレスとして与えられた、小数、3文字の通貨コード、および任意で発行者が含まれます。
    • 例1: 15.2/USD
    • 例2: 19.95/USD/rG1QQv2nh2gr7RCZ1P8YYcBUKCCN633jCn
    • 例3: 500
( XRPは仮想通貨であり、省略することができます。 )
  • 注意:ワイヤ・フォーマットとは異なり、XRP金額が、整数として提示されている場合であっても、基本単位ではなく、標準単位として読み取られます。

リファレンス

次のリソースは、URLスキームによってサポートされています。

ログイン
ウォレットへの直接リンク(自動入力するユーザー名フィールド)
パラメータ
  • username - ウォレットのユーザー名
例:

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送金
送金について説明します。クライアントは、これらのプロパティで送金を準備し、ユーザーに確認を依頼する必要があります。
パラメータ
  • to-デスティネーション・アカウントID
  • amount – 3文字の通貨コードを含む送金金額、例えば15/USD
  • dt - デスティネーション・タグ:0から2^32-1の範囲の整数。この値は、ユーザーから支払が差し引かれるために記号化する必要があります。
  • st - ソース・タグ:0から2^32-1の範囲の整数。この値は、必要に応じて返戻される支払のために記号化する必要があります。支払いが返戻された場合、このフィールドはデスティネーション・タグとして使用されます。
  • name - 連絡先として指示された名前。
  • label - 支払いを行うユーザーに表示されるメッセージ。
  • info_url - 支払いについての詳細を含むURL 。
  • return_url - 支払いが行われた後に、クライアントがユーザーに送信する必要があります。
  • abort_url - 支払いがキャンセルされた場合、クライアントがユーザーに送信する必要があります。
  • msg - 支払いに付随して、受取人に表示されるべきメッセージ。
  • exp - POSIXエポック (*4)による整数秒で表される支払い完了までの時間

例:
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こちらも参照してください:


信用
信用枠の一側面である「信用」について説明します。クライアントは、前述のとおり、ユーザーが信用を検討し、拡大できるようにしなければなりません。

パラメータ
  • to – デスティネーション・アドレス
  • amount - 3文字の通貨コードを含む信用額。例えば15/USD
  • name -連絡先として指示された名前。
  • label – 付随してユーザーに表示されるメッセージ。
  • return_url –信用枠が設定された後、クライアントがユーザーに送信する必要があります。
  • return_label – 戻されるラベルのテキスト。

連絡先
連絡先について説明します。クライアントは、ユーザーがアドレス帳にこの連絡先を追加できるようにする必要があります。
パラメータ
  • to - 連絡先のアドレス
  • name -連絡先として指示された名前
  • label – ユーザーに表示されるメッセージ。

設定
設定アドレスは、設定を受け入れることをユーザーに確認するようクライアントに指示する方法を、Webサイト上に提供しています。

Rippleウォレットが設定されている場合、ユーザーは、ビットコイン建て請求に対して、手持ちの通貨をビットコインに直接交換して送金することができます。
ビットコイン・ゲートウェイ設定のURI :

RippleクライアントにこのURIを提示することは、 ビットコインのネーム空間のためのアウトバウンド・ゲートウェイとしてgateway.comを指定するようユーザーに促すことになります。

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Use gateway.com for your outbound Bitcoin gateway? [Accept] [Decline]
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サイトgateway.comは、http://gateway.com/ripple.txtで補完的情報を得ることでしょうし、またRippleゲートウェイAPIを操作します。




  • 最終更新:2014-07-19 00:47:36

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